机上の星

暦を読みましょう

利休忌が2日

今日3月27日は「さくらの日」だそうです。
3×9(さくら)=27の、こじつけだとか。
例年なら、桜が満開のこともある頃ですが、
今年は遅れているようです。

暦を見ていたら、今日3月27日と明日3月28日に『利休忌』が並んでいました。
表千家裏千家で別な日を利休忌としています。
一人の人の命日が2日あるのか不思議でしたが、
利休が亡くなられたのは、旧暦の2月で、
新暦に置き換えるのに1ヶ月ずらした際の考え方の違いのようです。

先週は春分の日を中日に春のお彼岸でした。
死者を悼むのも供養するのも人間ならではですね。
群れをなしているムクドリや、
たくさん見かけるカラスの死骸を見たことはありません。
野生の生物は消えていくのでしょうか?

お彼岸でおはぎ(春は、ぼたもちでしょうか)を食べられた方も
いらっしゃるでしょう。
何故、お彼岸におはぎか、検索しましたら
小豆の赤が邪気を払うそうです。

赤は、五行「木火土金水」の火に配当されます。
「赤子」「赤心」「赤誠」と清らかな意味を含みますね。
一方、「赤の他人」「真っ赤な嘘」となりますと
明白な、全く、という感じですね。